簡単セットアップ・手動でのセットアップのどちらで設置した場合でも、基本的に以下の手順となります。作業前に、データベースのバックアップを取ってください。

新バージョンのa-blog cmsをダウンロードする

a-blog cmsのダウンロードページへアクセスし、「Ver. 0.0.0.0 Ver. 0系からのアップデート版」と書かれているボタンをクリックして、環境に合ったパッケージをダウンロードしてください。
アップデート前のバージョンや、サーバーのPHPのバージョンによってパッケージが異なるのでご注意ください。

現在のバージョンのa-blog cmsを退避する

転送ソフトでサーバーにアクセスし、「_xxx」など、適当な名前の退避用ディレクトリを作成してください。
a-blog cmsの下記のファイルを、退避用ディレクトリに移動してください。

  • /acms.js
  • /index.php
  • /js/
  • /lang/
  • /setup_(ランダム名)/ または /mente/
  • /php/
  • /provate/
  • /themes/

ここからバージョンアップまで、a-blog cmsが動作しなくなります。深夜など、アクセスが少ない時間帯に行ってください。

新バージョンのa-blog cmsをサーバーに設置する

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、「ablogcms」というディレクトリが入っています。ディレクトリの中身(ディレクトリごとではありません)をすべて、サーバーにアップロードしてください。

自作テーマを戻す

下層ディレクトリに退避していた「themes」ディレクトリ内で、自作・カスタマイズしたテーマがあれば、新しいa-blog cmsの「themes」へ移動してください。

.htaccessを補完する

下層ディレクトリに退避していた「.htaccess」と、新しいバージョンの「htaccess.txt」を比較し、サーバー独自の設定やリダイレクトなど、これまでの.htaccessの追加設定を、新しいバージョンにコピー・ペーストしてください。
補完が完了したら、ファイル名を「.htaccess」に変更してください。

その他のファイルを補完する

高度なカスタマイズを行っていた場合は、下記のファイルを編集することがあります。忘れずにこれらも補完してください。

  • /private/config.system.yaml
  • /lang/message.pot
  • /setup_(ランダム名)/bin/(テーマ名) または /mente/bin/(テーマ名)
  • /html/php/ACMS/User/ 以下のPHPフック

バージョンアップする

a-blog cmsを設置したURLへ移動してください。自動的にメンテナンスモードのアップグレード画面となります。

動作確認をする

バージョンアップ後は、投稿などのテストを行ってください。最初のアクセスの際は画面が崩れることがあります。ブラウザのキャッシュを無効にして更新してください。

1系から2系へのバージョンアップの場合は、仕様変更のため、自作テーマの本文が表示されなくなります。以下の記事を参考にテーマを修正してください。